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久々の更新です。(^_^;)
次は、100のお題で、ファンタジーを書くぞ〜♪
と張り切っていたのに、体調を崩してあっという間に月日は流れてしまいました。(汗)
00HPメイカーケータイ小説大賞
ウインターノベルコンテスト参加作 ![]()
を読んで、投票して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
暖かい感想を頂けて、『小説を書いていて良かったなぁ』と、しみじみ思いました。
結果は、あまり期待できませんが、参加できて良かったです。
ちなみに、頂いた感想はこちらです。
さて、何だか野いちごの方でも、新人賞の短編部門が有るみたいですねぇ。
応募、どうしようかな?
ケータイ小説は、小説の中身&カリスマ性と言うか、コミニケーション能力が無いと、受賞は難しいと思うんです。
自分にカリスマ性があるとも思えないから、中身で頑張りたいところだけど……。
コミニケーション能力は……あるのだろうか?(悩)
う〜ん。
どのみち、ストックが尽きてきたので、新作を書かねば。
あ、そうそう。
最近、小説が書けない反動で、アメーバの別ブログで、ブログ・ライターの記事を書き始めました。(笑)
ブログ・ライターというのは、企業から依頼を受けて、新商品やキャンペーンの紹介を自分のブログで書くんです。
何だか、けっこう楽しいんですねこれが♪
良かったら、覗いてみて下さいな。^^
↓
★子育てしながら、コツコツ稼ごう♪ 亀ママ日記★
小説も、書けそうな気がしてきました。(笑)
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私が目を覚ましたのは、翌々日の午後三時。東悟の家の客間だった。十二畳の和室の布団に私は寝かされていた。
『頭がガンガンするー』と言う私に、頭痛薬と何故かあんパンを一つ渡し「寝過ぎだよ」と眉を寄せた東悟の表情は、哀しげだったけど、どこかスッキリして見えた。
沙希は、あの夜、私が何かが見えると言って指さした山の中で、服毒自殺している姿で見付かった。死亡推定時刻は、神社へ行くと家を出てすぐだった。
私が最初のメールを受け取った時、沙希は既にこの世には居なかったのだ。
残された遺書には十三年前、妹の早苗ちゃんを些細な喧嘩から誤って死なせてしまい、庭の花壇に埋めた事、最近、既婚者の男性との間に子供を身籠もり、流産の末その男性にも捨てられてしまい自殺に至ったことが記されていた。
早苗ちゃんは、遺書の示す場所から白骨体として発見された。
図らずも、新庄家では二人の娘の葬儀を一度に出すことになってしまった。
東悟は『かごめかごめ』の歌の言い伝えを知っていた事を教えてくれた。あまり良い話しではないので、私が聞いた時敢えて言わなかったのだそうだ。かごめかごめの歌の解釈には諸説あるが、共通しているのはどれも『死』を暗示しているのだと言う。
「東悟?」
事の顛末を聞き終えた私は、あんパンを一かじりして顆粒の頭痛薬を水で流し込み、傍らで胡座をかいて私の様子を眺めている東悟の顔を覗き込んだ。
「何?」
「あの時、あそこに現れたのは、沙希だったのかな?」
だったら、私は沙希に憎まれていたことになる。親友だと思っていたのは、私だけだったのかも。そもそも、沙希が不倫に悩んでいたなんて、私は露ほども知らなかった。 それだけでも、友人失格だ。
「違うよ」
「え?」
「言っただろう。あれは亡者だって。沙希ちゃんの無念の思いにつけ込んだ
そうなら、嬉しいんだけど。
「なあ、香織」
「うん?」
「こんな時に、なんだけど」
「うん」
「俺は、お前に惚れ直したぜ!」
って東悟は、私をギュウギュウ抱きしめて、熱いキスをくれた。
――のは良いけど、あんパンと頭痛薬のミックス味がしたのだろう、東悟は『うげぇ』と言う顔をして、『水、水』と言いながら走って部屋を出て行ってしまった。
ばかね。
思わず口の端が上がる。
沙希が死んだって言うのに、それでも笑える自分に感心してしまう。私は案外、自分が思っているより冷たい人間なのかもしれない。
沙希。
あのメールは、きっとあなただね?
私に危険を知らせてくれたんだよね?
答えは無い。
ただ、東悟が閉め忘れた襖の間から、少し秋の気配の混じった乾いた空気が流れ込み、私の頬を優しく撫でて行った。
――かごめかごめ、かごのなかのとぉりぃは
その風に乗ってどこからか、子供達の楽しげな歌声が聞こえてくる。
遠くで、夏を惜しむかのようなヒグラシの鳴き声が、何処かもの悲しく響いていた。
―了―
※最後まで、読んで下さってありがとうございます♪
改訂版をGoocoのホラーサスペンス部門の賞に応募しています。
良かったら、覗いてみて下さい♪
さあ、次は「時空の異邦人」を書くぞ〜!
(^^)/
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「あなたは、沙希じゃない。沙希は私を裏切ったりしない」
『何を、言っているの、ほら、私は沙希よ』
脳にダイレクトに伝わる、リアルな沙希のビジョンを振り払うように、私は静かに口を開いた。
「あなたは、沙希じゃない。だから来ないで! 何処かに消えてっ!!」
バシィィィイィイン――。
私の叫び声と重なるように、大きな破裂音が響き渡る。そして、凶悪な禍々しい気配が本殿の中に満ちて行く。
ピリピリと空気が震える。
背筋を、ゾクゾクと悪寒が駆け抜ける。
と、私の目の前に、白い腕がふっと現れた。腕自体がほの白く光を放っている。その腕が、すうっと私を抱きしめる東悟の首に向かって伸びていく。
ダメ。
指先が、東悟の首に触れたと思った途端、ギリギリと音を立てて締め上げ始めた。
「ううっ!」
私を抱えたまま、苦悶の表情を浮かべた東悟は、だだ苦しげな呻き声を上げた。
「やめて! なんで!? どうして東悟なの!?」
『ソイツが私を殺したからさ』
クックックッ。
忍び笑うその声は、もはや人間のものではなかった。
「離れて! 離れなさいっ!」
『死ネバイイ。男ハミンナ、死ネバイイ』
どうすれば良いの!?
どうすれば!?
あせって周りを見渡す私の目に、闇にボオッと浮かび上がるお供え物の日本酒の一升瓶が目に入った。白い包装紙で包まれたその瓶は、しめ縄が掛けられている。
あれだ!
私は、硬直状態の東悟の腕から下にずり落ちると、日本酒の所まで床を這って行った。白い包装紙をはぎ取り、アルミのキャップを外し、栓を指でこじ開けようとした。
でも指が震えて、上手く外れない。
ええいっ!
私は観念して、頑丈なだけが取り柄の前歯を瓶と栓の間にこじ入れ、気合いとともに引き抜いた。
スポン!
場に不似合いな
私は、一升瓶を抱えて、東悟の元に駆け寄った。
「消えろ、化けものっ! 消えちゃえっ!!」
叫び声と共に東悟の首を閉める腕に向かい、一升瓶のお酒をドボドボとぶちまける。辺りに漂うキツイアルコール臭に、飲めない体質の私は、くらくらしてくる。
でも止めない。止めるもんか。
叫びながら一心不乱にその作業に没頭する。
だんだん、意識が遠くなる。
疲れた。
体が、泥のように重たい。
意識が、遠くなる。
ああ、もうだめかも。
ごめんね、東悟。
薄れ行く意識の下で私は、かごめかごめの歌を聴いたような気がした。
次回最終回!